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独学で取る「色彩検定3級」

独学で取る「色彩検定3級」_b0006537_2159898.jpg6月27日に「2010年度夏期文部科学省後援:色彩検定3級」を受けていました。そして、本日合格通知がやってきました〜♪♪

というわけで、Road to 色彩検定3級!独学で色彩検定3級をどうやって取ったかをご紹介します(たまには役に立ちそうなエントリも書かないとね)。

まず始めに、私の色彩についての前知識は全く無し。だって小学校の時から高校まで美術は2か3だったし、大学は文学部だし、色彩について学んだことはホントに一度も無い・・・。それなのになぜ今いきなり色彩検定を取ろうと思ったかというと、写真を撮るだけだったらそれほど感じないのですが、RAW現像をしたり、Photoshopで何かをしようとしたときに、使われている言葉が微妙にわからなかったり、わかってるふりをしてるだけだったり・・・ちょっとなんとかしなきゃ!と思ったのが今年のゴールデンウィーク。A・F・Tのサイトを見ると・・・春試験の申し込み締め切りが5月13日!まだ間に合うってことは受験しろということだなと勝手に思い込み、Webからぽちっと申し込み。

1.とりあえず本屋へ
札幌駅の三省堂書店へ行って、色彩検定コーナーにあった本をぱらぱらとめくり、そのとき一番わかりやすそうに見えた本
1回で合格!色彩検定3級テキスト&問題集
を購入。これが5月5日。自宅に戻って読んでみて、かつWebで情報収集をしてみると・・・ん?公式テキストが無いと始まらないの???と初めて気づく(笑)
A・F・T 色彩検定公式テキスト3級編
というわけで、翌日改めてこちらも購入。ただ公式テキストはA4版で持ち運びに不便だったので、基本的には最初に買ったテキスト&問題集(A5版)を鞄に入れて持ち歩き、外で時間があるときに読みつつ、自宅で寝る前に公式テキストを読み進めるというスタイルを取っていました。

2.とりあえず問題をたくさん解いてみる
本を読み始めたものの、こういう試験はとりあえず問題慣れすることが重要だと思っていたので、本を1/3くらい読み終えたあたり(5月20日頃)から、インターネットで見つけた無料の問題集サイト「[無料]色彩検定全級問題集」で、お昼休みやら寝る前やらちょっとした時間を使って、とにかくがしがし問題を解いてました。

3.壁にぶちあたる
問題集サイトでランダムに出てくる問題と、私がテキストを読み進むスピードが全く合わないせいか、問題が解けない状態(それに該当するテキストの部分を見ても、どうにもわからない)が2週間以上続き、あるとき公式テキストをもう一度読み直してみたら、はぁぁぁぁ〜っと目覚めたのが試験の10日前(笑)(対照色・中差色・類似色の見分け方がぼんやりしていたのが、一気に晴れた)

4.とにかく問題を解く
視界が晴れたら、とにかく過去問を解くしか無い!ということで、「[無料]色彩検定全級問題集」を1日200問以上解いていたのですが、今度は果たしてこの問題は本当にこういう形で本試験に出題されるのだろうか・・・と思ったのが試験5日前。とにかく慣用色の名前を当てさせる問題と、配色についてvカラーの色が2つ並んでいて対照色か中差色か等を当てさせる問題しか出てこないので、こんなはずは無いと(笑)(勉強を始めたのが遅かったので、復習優先になったからかなぁ)手元のテキストの模擬試験を見てみると、文章の穴埋め問題もたくさんあるし、全く違う配色の問題も出てるし、これはやばいぞと。
とにかく過去問を手に入れねば・・・と再度札幌駅の三省堂書店に行くと・・・なんと
色彩検定過去問題集
売り切れ(苦笑)もう残り日数が少ないので、通販するわけにもいかず、とりあえずそこに売っていた
スーパー合格 色彩検定3級徹底攻略問題集
を購入。そしたらこのテキストが大変わかりやすく、場所によっては「公式テキストの何ページを見ましょう」とまで書いてあるのですよ。一気読みして、さらに開眼(笑)

5.試験直前
直前2日間で2冊のテキストにそれぞれついていた模擬試験を解いて、80%以上の得点が取れていることを確認して、更に公式テキストを通読して終了。

6.試験当日
周囲が美術とか服飾系専門学校に通っている若い女の子たちばかりで、みんな授業で使ってるんだろうなぁと思われる書き込みのあるテキストを持ってきていましたが、私は一番最初に買ったテキストを持参。なんとなくですね。隣にいた人は配色カードまで持ってきていてびっくりしましたが・・・。
3級は70分で108問。全て4択マークシート。文章の穴埋め問題が多い印象。早く終わっちゃっても、先に退出することが出来ないのがちょっと辛い。

7.そして・・・
本日はがきで合格通知を頂くことが出来ました。8月下旬に改めて合格証書が送られてくるとのこと。ちなみにスコアは200点満点中189点(自己採点)。がんばったじゃん、私。

8.まとめ
色彩検定を独学で勉強するのに必要なものは
A・F・T 色彩検定公式テキスト3級編
これを熟読しないとまず始まらない。

補助テキストも1冊用意した方が良いですが、毎年発売されるものが変わるので、本屋さんで眺めて比べてみて下さいね。模擬テストが入っているものがオススメ。

あとは余裕があれば過去問として
色彩検定過去問題集
これを解いておくとやっぱり当日のびびり感は減るかも(全く見たことのない出題形式の問題が後半連続して出てきて私はかなりびびった・・・でもその部分は全問正解していたので、ちゃんと勉強していれば大丈夫かも)。

新配色カード199a
これは買いませんでした・・・が、あったら楽しいかも。今からでもちょっと欲しい。

無料の問題集サイト「[無料]色彩検定全級問題集」については、PCCSの色相環の24色の名前と色番号を覚えるのには最高。すごくいいトレーニングになりました。PCのディスプレイで出てくる色と実際に紙に印刷されてくる色に差異があるので、それをちゃんと随時公式テキスト等の紙媒体でチェックしながらの方が良いかな。たくさん問題を解けるので、身に付きます。あと、JISの慣用色は実際3級では出てこない色の方が多く問題として出てくるので、早いうちにその見極めをするのも大切かも(無駄な時間を費やすことになる)。

私は実質2ヶ月弱の準備期間でしたが、手帳を見る限り週末は全てどこかへ遊びに行っていた模様だし(札幌にいない・・・)、試験前日の夜は友達のライブを見に行ってるし(笑)実質1ヶ月も費やせてないかな。。。
というわけで、資格を取るだけなら、独学でも大丈夫だと思います!でもちゃんとカラーコーディネートとか体で覚えたい場合にはスクールに通った方がいいんだろうなぁと思います。

今後色彩検定3級を受ける方の参考になれば幸いです♪

私は・・・2級はとりあえずペンディングで(笑)次はCDAを取りたいので、そちらの方の準備をします(スクール必須なので、受けるタイミングが難しい)。相変わらず資格マニアだな、私・・・。
by kykpooh | 2010-07-28 22:14 | つれづれ


札幌在住のフォトグラファー山下恭子が日々カメラを片手に、アイスホッケー、動物園、美味しい物を中心に。


by Kyoko Yamashita

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山下恭子
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結婚式、アイスホッケー、ライブ、動物、ポートレートなどを撮っている札幌在住のフリーランスフォトグラファーです。

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